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学科 | メディア学科 |
年度 | 2017 |
ゼミ名 | 竹内 長武 |
タイトル | 「ガールヒーロー」アニメを対象としたアニメソングの歌詞分析による性役割の表象分析 |
内容 | 日本におけるTVアニメーション番組に関する先行研究に関してテーマは広く、内容分析と視聴率から児童への影響を考察する研究(白石1987,2002、アニメーションの絵のイメージが児童の想像力へ及ぼす悪影響の研究(佐渡・岩男1991、聞き取り調査から児童への影響を考察する研究(池山・坂本1996;藤村・伊藤2003、少女向け番組の内容分析とジェンダー研究(須川2006などがある。より身近のもので、例えば『風の谷のナウシカ』や『となりのトトロ』などを文学理論を通して分析したり、映像のアングルやショットなどから登場人物の表象分析を行ったり、『宇宙戦艦ヤマト』『機動戦士ガンダム』、そして『新世紀エヴァンゲリオン』に至るまでのヒーロー・ヒロイン像からジェンダー分析を行ったりと、様々な観点からのアプローチがなされている。 その中で「アニソンの歌詞」に注目し表象分析を行った研究についてはまだ存在していない状況であった。本論は「アニソンの歌詞」、特に「ガールヒーロー作品のアニソン」を新たな分析対象として解析ソフト「KHCorder」を用いた結果から、表象分析を行うことを目的としている。 |
講評 | 社会に出回るデマは、現在ネットにおいても、さまざまな問題点を生み出している。論者は、デマを定義することから始めて、デマが個人および社会に与える影響を考察。とりわけ市民メディアが、それを無秩序に拡散する構造上の問題点を重視している。最終的にそうした考察の上に、ではどうすればデマにダマされないかという現実的な対応の仕方にまで言及している。しっかりした理論的な枠組みの上に論じており、説得性と論理性のある点がとりわけ優れている。 |
キーワード1 | 表象分析 |
キーワード2 | アニソン |
キーワード3 | 歌詞 |
キーワード4 | ガールヒーロー |
キーワード5 | |
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