詳細 | |
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学科 | 産業関係学科 |
年度 | 2008 |
ゼミ名 | 三山 雅子 |
タイトル | 女性労働の現在 |
内容 | 日本では女性の社会進出が進んでいるといわれている。しかしながら外国と比較をすると、実際には日本のジェンダー平等度は世界の中で40位前後を上がったり下がったりしているという状況である。このように日本の社会構造は、日本人自身が思うよりも男性優位な社会であると考えられる。男性優位社会の影響は働く場においても根強く残っている。たとえば賃金の格差や昇進の格差など、さまざまなデータが格差の存在を示している。 このような状況を変えて、女性が働きやすい職場を作るには、女性に対する社会保障制度を整備するだけでなく、男性の働き方も変えていく必要がある。日本人男性は育児休業取得率が低い。このような状態を変えていくには、企業の働きかけなどにも注目し、職業生活のみならず、家庭生活や地域活動へも男性が積極的に参画していくことを可能にする条件を作っていくことが大切である。生活をトータルに捉え、安心して働くことの出来る社会を構築していくこと、そして男女という枠組みにとらわれず個人が能力を発揮できるような環境を作っていかなければいけない。 |
講評 | 日本社会に存在する男性優位の仕組みを、全領域的に解明しようとする意気込みは評価しうる。 |
キーワード1 | 男女共同参画社会 |
キーワード2 | 男性優位社会 |
キーワード3 | 格差 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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