詳細 | |
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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2017 |
ゼミ名 | 沖田 行司 |
タイトル | 学校教育における部活動のあり方 |
内容 | 私は卒業論文のテーマ「学校教育における部活動のあり方」を三章に分け、さらに各章を二節に分けて論じた。一章の一節では部活動の基盤である特別活動について歴史を踏まえながらどのような意図で作られたのか、また二節では特別活動の内容についても海外のタイやマレーシアとの比較をしながら、これからの日本教育においてどうあるべきなのかについて明らかにした。二章では特別活動の中でも私が一番伝えたいと思っている部活動について焦点を置き、一節では部活動の目標や意義について述べていき、二節では現代の課題であるブローカー問題などにも触れながら、これからの部活動を考察した。また三章では部活動において、生徒の問題に焦点を置かれるが、実際には教師の抱えている問題もたくさん存在する。したがって、生徒だけでなく教師のあり方についても論じ、外部指導者という問題も触れておきたい。 |
講評 | 今年度のゼミ生は卒業論文〈20,000字〉が12名で、卒業研究〈10,000字〉が7名の計19名である。卒業論文を選択した学生は毎週演習の時間に指導していたので、それ程問題はなかったが、卒業研究を選んだ学生は指導がないままに11月を迎えた。そのほとんどが論文の体裁をなしていなかった。参考文献から無断借用したものも見られ、書き直しをしてもらった。字数さえ満たせばいいと思っていた学生には大きな衝撃であったと思う。結局、11月ごろから毎日PC持参で研究室に来てもらい、資料を読んで考えていただき、また質問に応じるという作業をおこなった。その成果もあって、提出日の前日には全員が論文を完成することができた。 私は論文指導を通して、はじめて学生と向かい合うことができると考えている。中には「先生よく勉強してはるな」と学生からお褒めの言葉をいただくこともあった。しかし、それはよく勉強した学生だからこそ、その言葉が出てくると思う。むしろ学生を褒めるしかないのである。体育会に所属する学生が多いのも私のゼミの特質であるが、私は論文作成において、一切妥協はしない。玉石混交ではあったが、全員が努力して立派な論文を書き上げたことに敬意を表したい。 |
キーワード1 | 特別活動 |
キーワード2 | 教師 |
キーワード3 | ブローカー問題 |
キーワード4 | 部活動 |
キーワード5 | |
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