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学科 | 社会学科 |
年度 | 2017 |
ゼミ名 | 鵜飼 孝造 |
タイトル | 現役大学生がフラダンスにハマる理由 |
内容 | 2006年、映画『フラガール』の公開によって、全国でフラダンスブームが巻き起こった。そして現在、再びフラダンスを始める若い女性が増えている。映画の公開から11年が経った今でも、当時の影響力が顕在しているのだろうか。その真偽を明らかにするため、実際にフラダンスに携わる学生を対象にアンケートを実施した。その結果、映画をきっかけにフラダンスを始めた人はごくわずかであり、むしろ対象者の二人に一人が、映画の内容さえ知らないことが明らかになった。そこで新たなキーワードとなったのがインスタグラムである。インスタ世代と呼ばれる対象者らの年代では、多くの人が日常生活の中で常に“インスタ映え”を意識している。そんな彼女たちが“インスタ映え”の条件として特に重視するのが「色合い」「写真の撮り方」「インパクト」「統一感」の4つである。化粧や衣装、踊る環境といった点で、フラダンスはこの“インスタ映え”の条件に当てはまると言える。そして、フラダンスに関する投稿に対し、周囲の反応や評価を期待する人が多数であったことから、現在の若い女性がフラダンスを始めるきっかけとインスタグラムの流行には何らかの結びつきがあると考えられる。 |
講評 | なぜいま大学生女子の間でフラダンスが愛好されるのかを分析した好論文。フラがいわゆる「インスタ映え」する要素をそろえており、自らやるだけでなく、見られるダンスとして優れていることを、著者の体験とフラ愛もふまえて書かれているところが素晴らしい。 |
キーワード1 | フラダンス |
キーワード2 | 映画『フラガール』 |
キーワード3 | インスタ映え |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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