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学科 社会学科
年度 2017
ゼミ名 鵜飼 孝造
タイトル アイドルから見るジェンダー問題―男女平等社会は実現するのか―
内容 本論文では、男性アイドルと女性アイドルの様々な違いや、そういったことについてのアンケート調査から、ジェンダー意識について検証し、男女平等な社会というのは実現できるのか、男女平等な社会は必要なのかといったことについて論述している。
日本の社会は昔に比べると、「男は仕事、女は家庭」といった性別役割分業の考えが無くなってきたように感じる。政府の取り組みにもあるように男女共同参画社会基本法が施行されたり、女性の社会進出や女性の管理職が増えたりと昔よりも少しずつ男女平等な社会になってきたように感じられる。男性アイドルと女性アイドルの様々な点での違いやアイドルの発言などからの検証、アンケート調査によっての検証より、実際の社会にはまだまだ性別役割分業の考えが根付いており、男女平等な社会ではなく女性の方が多様な生き方ができる社会になっていることが分かった。無理に男女平等な社会を目指すのではなく、それぞれに合わせた生き方ができる社会になるのが一番良いのではないかと考えた
講評 アイドルの「卒業」や「引退」に焦点を当てて、そこにどのようなジェンダー差があらわれているのかを分析した正統派の論文。女性の社会参加という趨勢とは逆に、社会の「ホンネ」においてはなお男女平等社会の実現に程遠いことを描出しているところが素晴らしい。
キーワード1 男女平等社会
キーワード2 性別役割分業
キーワード3 アイドル
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