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学科 | メディア学科 |
年度 | 2017 |
ゼミ名 | 伊藤 高史 |
タイトル | パチンコとアニメの相互関係 |
内容 | 本稿では、パチンコとアニメの相互関係について研究し,その現状と今後の行く末を分析、考察している。ギャンブル性や法律的な面など、社会的に敬遠され続けているパチンコ業界という特異な体質を持った領域を、対称的とも思われるアニメという観点から考察し、多くのパチンコ台がアニメとのタイアップになっている背景ついてパチンコ運営側とアニメ制作側、そして消費者の視点から考察している。パチンコは法律で禁止されているはずのギャンブルという側面を強く持っていることもあり,十分な情報公開はされていないのが実態である。このため本論文では,そうした情報公開に対して消極的なパチンコ業界に果敢に取材を行い,アニメとパチンコ業界の関係を明らかにしたジャーナリスト安藤健二の著作『パチンコがアニメだらけになった理由』をもとに,アニメとパチンコの関係について概観したうえで,そこで述べられている安藤の指摘の妥当性を,自分自身の友人などへのインタビューを通じて検証している。 |
講評 | パチンコとアニメの関係については,テレビのCMなどでも多数,関連したものが放映されていることもあり,関心を持っている人は多いと思います。しかし,ギャンブルという見えにくい世界でもあり,実際にこの問題に手をつけるのは難しく,このテーマで卒論を書いた人を見るのは初めてでした。幸い,あるジャーナリストがこのテーマについて掘り下げた著書を書いており,それをもとに,自身でインタビュー調査をして,オリジナリティを付加した卒論ができたと思います。もう少し,パチンコ関連雑誌などの記事も参照して,背景情報を増やせるとさらによいものとなったでしょう。 |
キーワード1 | アニメとタイアップしたパチンコ台のヒットする要因 |
キーワード2 | パチンコファンの減少 |
キーワード3 | パチンコとタイアップするアニメ側のメリット |
キーワード4 | アニメとタイアップするパチンコ側のメリット |
キーワード5 | アニメ産業とパチンコ産業の本質的ギャップ |
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