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学科 社会学科
年度 2017
ゼミ名 小林 久高
タイトル 夜行列車の行方
内容 かつて、日本の各地で夜行列車は多く運行されていた。しかし、現在では、臨時列車を含めても5列車しか運行されていない。さらに、夜行列車の代名詞的な存在であったブルートレインはもう運行されていない。そこで、一体なぜ、ここまで夜行列車が減ってしまったのか、そして夜行列車の未来はどうなるのかという疑問を論文のテーマとして書いてある。
本論文では、夜行列車の歴史、そして、交通の歴史を軸として、衰退の原因を解いていき、その中で、新幹線やバス、飛行機の「発達」が影響していることを導きだすことができた。さらに、交通の現在と過去を比較した結果、現代社会には「格安」という大きな特徴を見つけることができ、これも夜行列車の衰退に関わっていると結論づけることができた。最後に、夜行列車の未来を考え、まず前段階として、現在運行されている列車の役割を考えた。役割を考察した上で、一つに、「格安夜行列車」の廃止、二つに「サンライズ」の存続、そして最後に、「団体専用列車化」と、以上3つの夜行列車の未来を描き、結論を出すことができた。
講評 対象への筆者の並々ならぬ情熱を感じる論文だ。「速さと安さが情緒を破壊する」という記述に納得。
キーワード1 夜行列車の歴史
キーワード2 交通の歴史
キーワード3 夜行列車の未来
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