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学科 社会学科
年度 2017
ゼミ名 小林 久高
タイトル 現代における「かわいい」の用いられ方の変遷
内容 本稿は、「かわいい」という形容の用いられ方の変容について整理し、現代における新しい「かわいい」の意味を考察することを目的としている。前半部分では、従来の「かわいい」の意味内容とその実際の使われ方を探るために、先行研究を整理した。その際、ファッション、美術、海外との関わりからアプローチを行なった。後半部分では、インタビュー調査を行なって、現在における新しい意味や機能を模索した。
その結果、「かわいい」の現在の新しい意味機能として、願望の表出機能としての側面、「安全な領域」を保証する手段としての側面、精神の安定を供給する手段としての側面という3つの新たな機能があるのではないかという結論を得た。また、主体的に対象に「かわいい」を見出すその姿勢は、自分らしく生きることに繋がり、現代をより生きやすくするために有効な手段であるのではないかという分析を行なった。
講評 インタビュー調査に基づく考察がなされている。より説得的に論じてほしかった。
キーワード1 かわいい
キーワード2 ファッション
キーワード3 自分らしさ
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