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学科 教育文化学科
年度 2008
ゼミ名 沖田 行司
タイトル 武士の武道教育-馬術を中心に-
内容 本論文では馬はいつ頃から存在し、人々と関わりを持ち始めたのかということや、藩校での馬術教育、ホースセラピーなどと幅広く「馬」について書かれている。「馬」と聞くと競馬や乗馬のイメージしかなく、実際に我が国に誕生した時期や人々とどのようにして関わってきたかということはあまり知られていないだろう。合戦が多くあった時代にはなくてはならない存在として人々の役に立ち、それ以前には高価な貢納品としても扱われていた。交通や運輸にも大きく貢献し、他のどの動物よりも人との関わりが深かったといえる。
 ホースセラピーはうつや引きこもりの子供を対象に行われている。現代の世の中に必要なのは「心の癒し」であり、動物と触れ合うことは非常に重要である。実際に乗馬体験を取り入れている学校もあり、今後このように教育の一環として取り入れられていくことができればさらにその効課が理解されていくであろう。
 社会問題や道徳教育など「心」に関するものが重要視されている世の中で、人の心を豊かにし、明るい未来を切り開いてくれる可能性をもった「馬」という存在を、我々は大事にしていくと共に、今後より一層身近な存在としてとらえていく必要がある。
講評 本年度の卒業論文は、日本の近世・近代の人物の教育思想を現代的な視点から再検討を試みたものや、体育会活動など4年間の学生生活を総括しようとする論文もあり、いずれも、読み応えのある個性的な論文が多く見られた。
キーワード1 馬術の発生
キーワード2 人と馬の関係
キーワード3 ホースセラピー
キーワード4  
キーワード5  
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