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学科 | メディア学科 |
年度 | 2017 |
ゼミ名 | 勝野 宏史 |
タイトル | ミスキャンパスが続けられてきた意味~見た目主義という観点から~ |
内容 | 女性の「見た目主義」への反発から、ミスコンテストに対しての反対運動は昔から行われてきた。しかし現在に至ってもミスコンテストがなくなることはなく、むしろ年々発展・注目されている。「見た目主義」はいつから始まったのか、見た目で優劣をつけるコンテストはなぜ続き、どのような意味があるのかについて明らかにする。 ミスコンテストは顔写真中心の選考から、スタイルを含む選考、中身までも重要視する選考へと変化していった。性の商品化や性差別、人権侵害といった点から批判の対象となり、ミスキャンパスの実施校の数も減少したが、社会貢献、地域活性という名目で現在に続いている。しかし結局今も昔も「見た目主義」なことに変わりはなく、今後もこの考え方が変わることはないと考える。見た目主義がなくならない限り、ミスコンテストはなくならないが、ミスコンテストを心待ちにしている人や、出場するために努力している女性たちのためにも、ミスコンテストを廃止することはあってはならない。 |
講評 | ミスキャンパスのファイナリストによるミスキャンについての考察である。自分自身の経験をふんだんに取り入れているため、内容の客観性を保つのに苦労したが、結果的には内部者だからこそ書ける厚い記述の論文が完成した。論文内で展開されたジェンダー論の視点を失わずにこの後の人生においても考え問い続けてほしい。 |
キーワード1 | 見た目主義 |
キーワード2 | ミスキャンパス |
キーワード3 | 女性 |
キーワード4 | 美 |
キーワード5 | 優劣 |
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