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学科 教育文化学科
年度 2008
ゼミ名 沖田 行司
タイトル 学生スポーツにおける教育史的研究
内容 現在、スポーツは多くの人々に愛されている。このように体を動かすことがごく当たり前になったのは最近の事であり、それまでには様々な過程があったのである。
 運動という概念がない時代、生活そのものが運動と呼べるものであった。やがて武術が生まれ、そこには武器を扱う者としての理想がおかれ、武道が形成されていった。明治になり富国強兵政策がとられると、画一的な体操が学校教育に組み込まれ、戦争を背景にして発達していった。ここで学校教育ではない、学生の自主性が支えるスポーツが、当時娯楽の少なかった大衆の心を捉え、発達していく。そして最も国民の心を捉えたと言っても過言ではない野球が全国に広まりを見せる。様々な問題を抱え、世間から冷たい眼差しで見られるが、日本学生野球憲章と共に、日本学生野球協会が設立され学生野球のあるべき姿を提示している。今日もその理念に則り学生野球は取り組まれているのだろうか。
野球の精神的要素は昔と現在とでは変わりつつあり、どのような変化を遂げてきたのか、そして、その変化は現在の野球界にどのような影響を及ぼすのか見ていく。
講評 本年度の卒業論文は、日本の近世・近代の人物の教育思想を現代的な視点から再検討を試みたものや、体育会活動など4年間の学生生活を総括しようとする論文もあり、いずれも、読み応えのある個性的な論文が多く見られた。
キーワード1 武道
キーワード2 野球
キーワード3 体操教育
キーワード4  
キーワード5  
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