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学科 社会学科
年度 2018
ゼミ名 板垣 竜太
タイトル 就職活動の観点から見る上面女性参画企業―女性活躍は本当に推進されているのか―
内容 近年、「女性活躍推進」という言葉をよく耳にするようになった。2013年の安倍晋三の所信表明演説をきっかけに、政府が積極的に取り組みをはじめ企業側の取り組みにも大きな変化がみられた。このような女性活躍の流れを女性たちはどのように受け止めているのか、政府や企業側のPRと実際に働く女性たちやこれから働こうとしている女性たちにギャップは生じていないのかを疑問に思った筆者は今まであまりされてこなかった就職活動に焦点を当てて調査を行った。2018年に就職活動を終えたばかりの女子大学生たちに会社説明会や面接の場での経験談を語ってもらい就職活動の場での女性活躍推進について明らかにした。調査の結果から、女性の活躍が実際のところ大きく進んではいないということや男女での区別がまだまだ実在しているのにもかかわらず女性の働きやすさをアピールしている上面女性参画企業が多く存在していることが明らかになった。
講評 女性の社会進出や活躍推進が叫ばれて久しいが、しばしば聞こえてくるのはかけ声と実態のギャップである。本論文は就職活動における「女性活躍」の実態を、実際この1年ほどのあいだに就活を経験した大学生へのインタビューをもとに明らかにしようと試みた。就活を主題とした論文が毎年数多く出されており、やや新味には欠けるものの、男女間の面接経験の違いなど企業側の女性参画トークニズムとでもいうべきもの一端が見えてきた点は評価できる。
キーワード1 女性活躍推進
キーワード2 就職活動
キーワード3 ジェンダー
キーワード4 女子大学生
キーワード5  
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