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学科 社会学科
年度 2018
ゼミ名 鵜飼 孝造
タイトル 朝ドラが視聴者を惹きつける魅力について ―歴代作品の分析より―
内容 NHKの連続テレビ小説、通称朝ドラは、2019年春に100作目を迎える。100作も続くのはなぜだろうか、視聴者はなぜ見続けるのかといった疑問からこの研究を始めた。まず、歴代の作品について、ストーリー、主人公の描かれ方、視聴率など様々な視点から調査し、その魅力の手がかりを得た。朝ドラの特徴の中で、視聴者を惹きつける魅力となっているのは、独自の放送形態と主題歌であるということが分かった。それに加え朝ドラは、社会の変化に合わせ、作品のテーマ、主人公の描き方、共有の仕方なども変化させるという工夫をしているということが分かった。「共感」「共存」「共有」の3つを的確にとらえたストーリー展開となっている。社会の変化に対する対応が非常に柔軟である。これが朝ドラの最大の魅力である。近年の作品を考察することで、朝ドラが今SNSを利用した新たな戦略に力を入れているということが分かった。今後、社会の変化に合わせ朝ドラがどのように変化するのかこれからも注目していきたい。
講評 最初は、朝ドラの変遷から時代背景を読み取ろうという論文なのかなと、正直なところあまり期待していなかった。ところが、近年の朝ドラがドラマの構成や、SNSを用いて視聴者とのコミュニケーションをはかるなど、多くの革新が行われていることがわかり、大変興味深い論考になった。
キーワード1 朝ドラ
キーワード2 女性
キーワード3 半分、青い
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