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学科 社会学科
年度 2018
ゼミ名 鵜飼 孝造
タイトル 近隣型商店街の現状と少子高齢社会における今後の在り方 ―岡山市奉還町商店街を事例として―
内容 深刻な少子高齢社会に向かっていくこれからの社会の中で、商店街自身もそれに合わせた変化を遂げていくことで生き残っていけるのではないか。少子化・高齢化ともに対策をとっていくことで、今後の社会の中で商店街は生き残っていくことができると仮説を立てた。 本論文ではまず時代の変遷とともにどのように商店街が変化してきたのかについて見ていく。そこから商店街の魅力について考え、今後の社会でも商店街が根付いていくためのヒントを見つけていく。次に少子高齢社会の現状を踏まえて、少子高齢社会における商店街の在り方を提案している先行研究を参考に、私自身が幼き時代を過ごした奉還町商店街に当てはめて考えた。その結果、若者に関心を持ってもらい、商店街の伝統や跡継ぎの育成を図るとともに、今後さらに増加していく高齢者のニーズに合わせた商店街づくりを行うことで、持続可能な商店街へと変化できるという結論に至った。
講評 都市社会学では、いまや商店街=シャッター通りという寂れたイメージで語られることが多い。この論文の前半では、その時代的政治的背景がしっかり捉えられている。後半では著者が生まれ育った商店街を事例に興味深い活性化策が紹介されている。商店街に明るい視点を向けた好研究だと思う。
キーワード1 商店街
キーワード2 少子高齢社会
キーワード3 地域コミュニティ
キーワード4  
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