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学科 社会学科
年度 2018
ゼミ名 尾嶋 史章
タイトル 京都ブランドの評価に対する男女間の差
内容 昨今、日本では年間5000万人に及ぶ観光客が海外から訪れている。また、「京都」に関するブランドイメージ=京都ブランドは年々高まっている。今や定番化した京都グルメ、旅行番組、「京都本」と呼ばれる数々の雑誌の増加、ソーシャルメディア時代を迎えた中で、歴史・文化・伝統産業などのコンテンツの供給源としての京都への注目度の高まり、日本人の国内旅行への回帰、若い外国人観光客の増加など様々な背景があると考えられる。京都の都市ブランドに対する評価は20代女性では高いが、20代男性は低い。このような「京都ブランド」に対する性別間のかい離はなぜ生じるのだろうか。本稿では20代の男女間のメディアの使い方の違いに着目し、仮説をたてた。「創出された」京都のイメージに対して、男女で持つ印象が異なるということと、メディア・SNSの使い方や情報の捉え方が男女で違いがあるということだ。この仮説をもとに8人を対象にインタビュー調査を行い、分析と考察を行った。
講評 観光社会学の視点から「京都ブランド」とは何かを、20代男女のインタビュー調査から明らかにしようとした論文。このインタビューから何が読み取れるのか、先行研究と違う結果が生まれたのはなぜか、インタビューの分析や先行研究との関係の検討が必要。
キーワード1 観光
キーワード2 京都ブランド
キーワード3 メディア
キーワード4  
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