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学科 社会学科
年度 2018
ゼミ名 尾嶋 史章
タイトル 競馬におけるプレイヤーの行動分析~オッズを動かすのは何か~
内容 日本におけるギャンブル産業の市場規模は莫大である。これまでギャンブルについては、様々な研究がされてきたが、その多くは研究対象を「ギャンブル」という大枠で捉えており、その中身についての研究であるギャンブル学の先行研究は少ない。そこで本稿では、筆者の専門分野である競馬に焦点を当て、オッズを動かすのは何かというテーマの下、馬券購入者の行動の結果を示す指標であるオッズを統計的に分析していく。
中でも筆者は、競馬新聞に掲載される競馬記者たちの予想とレースが行われるタイミング(=1R~12Rまでの競争番号)によって、オッズが大きな影響を受けているのではないかと仮説を立てた。競馬専用のデータベースであるTARGETによる膨大な量のデータと筆者が手作業で集計した独自のデータを融合させることによって分析を進め、仮説の検証を行うことができた。
講評 競馬を対象として、ギャンブルの社会学的考察を目指した論文である。データの質やその収集に対する努力は評価されるべきものだし、分析のロジックも妥当である。ギャンブルの社会的成立基盤とは何なのか、データ分析をもとに迫れれば、良くなる。
キーワード1 競馬
キーワード2 ギャンブル
キーワード3 オッズ
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