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学科 社会学科
年度 2018
ゼミ名 尾嶋 史章
タイトル SNSは現代の若者の友人関係にどのように関わっているか―大学生を対象に―
内容 現代の若者は、表面的な付き合いをしていると思われることが多い。一方で、人とのつながりを強く重視する若者が増えていると指摘する者もいる。そのような傾向には、ここ数年で急速に普及したスマートフォンやSNSが深く関わっているように感じられる。そこで本研究では、SNSは現代の若者の友人関係にどのような影響を与えているのかについて、大学生を対象としたアンケート調査を分析し、検討する。
その結果、SNSは、若者の友人と接する「頻度」においては、影響を与えていなかった。しかし、友人との「接し方」に大きな影響を与えていた。SNSは若者の友人関係を希薄化させるものではなかった。場合によっては濃密化を促すものになっているかもしれない。しかし、友人との付き合い方、接し方に良くも悪くも影響を与え、若者が友人と接する際、「気を遣って」「周りに合わせて」付き合わなければならなくなってしまった。
講評 SNSの利用頻度と友人関係との関係を論じた論文である。分析結果は興味深いものであり、先行研究のレビューも一定なされているのだが、その関連が明確でない。先行研究で整理したことに分析結果をつなげられると、良くなる。
キーワード1 友人関係
キーワード2 SNS
キーワード3 友人と出かける頻度
キーワード4  
キーワード5  
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