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学科 社会学科
年度 2018
ゼミ名 MILOS DEBNAR
タイトル 海外現地法人における現地従業員と日本人の関係性?ミャンマーを事例に?
内容 国境を越えた人材の流動が激化するグローバリゼーションの時代において、日本国内市場の飽和に伴い企業の海外進出が盛んに行なわれている。必然的に、これからは我々日本人が海を渡り、現地従業員と共に働く機会も増えてくるはずだ。そこで本稿では、筆者がインターンをしていたミャンマーを事例に調査分析し、日系企業の海外支社における異文化間協働について考察する。現地法人において日本人とミャンマー人社員はそれぞれどのような関係性を構築するのか、そしてその関係性構築に影響する要素は何なのかを紐解いていきたい。?ミャンマー人と日本人に対するインタビューとアンケート調査で得られた結果を分析していく。結果として、海外現地法人における現地従業員と日本人社員の関係性構築に影響する要素は、国籍や文化だけではなく、キャリア志向や経験等の複雑な要因が絡んでおり、中でも職位が特に大きな意味を持つことが明らかになった。また、日本人同士でも、現地採用や駐在員といった立場によって関係性が異なるという興味深い結果も得られた。
講評 今度の卒業論文のテーマに多岐にわたったが、ほとんどの論文では社会学的または人類学的なアプローチと理論が十分に見える。その一方、特に問題設定において、より社会学的な観点が望ましいケースもあった。すべての論文は、インタビュ調査あるいはアンケート調査を行い、そのデータを分析した。より高度な分析方法も実施することができたが、全員が独自でデータを収集したことが高く評価できる。
キーワード1 グローバリゼーション
キーワード2 異文化間協働
キーワード3 関係性構築要素
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