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学科 | 社会学科 |
年度 | 2018 |
ゼミ名 | MILOS DEBNAR |
タイトル | 大学生の外国人に対する意識とその規定要因 |
内容 | 本論文は外国人の好感度とその規定要因を分析するものである。日本は現在移民の受け入れに厳しい政策を取っており、単純労働者の入国は認められていない。しかし、日本で外国人を見ることは珍しいことではなくなっただけではなく、定住外国人が急速に増えているところもある。そのため、今後これまで以上に外国人と接する機会が増えることが予測される。そこで、好感度の規定要因を分析することにより、外国人に対するネガティブな印象を取り除くには何が必要であるかを分析することで多文化共生への準備ができると考えた。結果として、外国人の好感度の規定要因を明確化することはできなかったが、外国人との接触経験や豊富で多様な人付き合いがある大学生が、外国人に対する好感度の良さに一定程度の影響があるとわかった。その他調査で見られた傾向をより大規模な調査で有意性を証明できれば、多文化共生社会の実現に貢献できる研究となるだろう。 |
講評 | 今度の卒業論文のテーマに多岐にわたったが、ほとんどの論文では社会学的または人類学的なアプローチと理論が十分に見える。その一方、特に問題設定において、より社会学的な観点が望ましいケースもあった。すべての論文は、インタビュ調査あるいはアンケート調査を行い、そのデータを分析した。より高度な分析方法も実施することができたが、全員が独自でデータを収集したことが高く評価できる。 |
キーワード1 | 多文化共生 |
キーワード2 | 排外意識 |
キーワード3 | 接触仮説 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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