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学科 | 社会学科 |
年度 | 2018 |
ゼミ名 | MILOS DEBNAR |
タイトル | 留学生と日本人大学生の交友関係 ―両者を結びつけるもの、遠ざけるもの― |
内容 | 近年、日本の大学に通う留学生の数はますます増え続けている。しかし、日本人大学生との接触、特に長期的な交友関係を築く機会というのは限られているのではないかと考える。本稿では、留学生と日本人大学生両者にインタビュー調査を行った。日本の大学における留学生と日本人大学生が築く交友関係の実態を明らかにするため、彼らの感じる交友関係の築きやすさ、もしくは築きにくさを調査した上で、互いに交友関係を築く際の助長要因と阻害要因を客観的に見出した。結果、海外経験の有無や彼らの持つパーソナルネットワーク、SNSなどが様々な要因が彼らの築く交友関係に影響を及ぼしていると考えられたが、それらが必ずしも全ての学生に同じように作用するとは限らないことが分かった。今回の結果を踏まえ、彼らが互いに交友関係を築きやすくするには、異文化を知る機会の提供だけではなく、両者の結びつきを強くする環境を作ることが今後の課題なのではないかという結論に至った。 |
講評 | 今度の卒業論文のテーマに多岐にわたったが、ほとんどの論文では社会学的または人類学的なアプローチと理論が十分に見える。その一方、特に問題設定において、より社会学的な観点が望ましいケースもあった。すべての論文は、インタビュ調査あるいはアンケート調査を行い、そのデータを分析した。より高度な分析方法も実施することができたが、全員が独自でデータを収集したことが高く評価できる。 |
キーワード1 | 留学生 |
キーワード2 | 国際交流 |
キーワード3 | パーソナルネットワーク |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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