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学科 社会学科
年度 2018
ゼミ名 MILOS DEBNAR
タイトル 銭湯におけるマナー問題ー京都府京都市における訪日外国人と若者の増加からー
内容 内風呂の普及や後継者不足によって、日本の歴史ある文化・銭湯が減少していっている。しかし昨今、訪日外国人の増加や若者の「レトロブーム」など、銭湯にとって追い風となる状況がある。また、常連客に多い高齢者にとって、異文化との交流は意義深く、我々日本人にとって異文化との交流は価値あることである。一方、訪日外国人や若者のマナー違反によるトラブルは世間的にも認知されており、彼らの利用の増加が地域の生活が根付く銭湯におけるマナー違反の増加に繋がってしまっているのではないかと仮説を立て、京都府京都市にある6軒の銭湯の経営者または従業員にインタビュー調査を行った。結果として、訪日外国人によるマナー違反は存在していたものの、数自体は少なく、トラブルに発展したケースはなかった。理由として、訪日外国人客がマナーを知る機会が多く存在していることや、時間帯によって自然と利用する層が偏ることなどが挙がった。
講評 今度の卒業論文のテーマに多岐にわたったが、ほとんどの論文では社会学的または人類学的なアプローチと理論が十分に見える。その一方、特に問題設定において、より社会学的な観点が望ましいケースもあった。すべての論文は、インタビュ調査あるいはアンケート調査を行い、そのデータを分析した。より高度な分析方法も実施することができたが、全員が独自でデータを収集したことが高く評価できる。
キーワード1 観光
キーワード2 マナー
キーワード3 訪日外国人
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