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学科 | 社会学科 |
年度 | 2018 |
ゼミ名 | 立木 茂雄・JENNIFER MCGUIRE |
タイトル | 笑いの理論の証明と追究 |
内容 | 笑いはコミュニケーションの上で大きな役割を果たすほどの社会的価値を備えている.人を楽しませる,愉快にさせる笑いが生まれる要因と特徴に興味を持った.先行研究ではユーモアの定義を明らかにしたあと,これまでに笑いの発生要因に関して唱えられてきた3つの代表的な理論を用いた.しかしこれらの理論が現代にどれだけ通用するものか,さらなる特徴の有無は未だあいまいである.20代の大学生を対象に,周囲の人が何を面白いと思っているのか,そしてその仕組みを聞き出すためのインタビュー調査を行なった.そのインタビュー内容を文字に起こしたものを分類すると,3つの理論は未だに通用するが,理論が生まれた当時とは形態が変わっていたこと,笑う人の受けてきた地域文化の影響と関係があることがわかった.笑いはどのような変化を遂げて来たのか,現代に通用する笑いのメカニズムの正体を明らかにした。 |
講評 | この研究は、笑いに関する基礎理論を3回生の秋学期から丹念に読み始めることから始まりました。ところが4回生の春学期になって、これまでのテーマとはまったく違うことをやりたい、と相談をうけたのでとても心配しました。McGuire先生による丁寧で根気の良い指導もあり、路線修正を経て実証的に大変面白い成果をあげることができました。 |
キーワード1 | ユーモア |
キーワード2 | 笑いの理論 |
キーワード3 | 地域文化 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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