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学科 | 社会学科 |
年度 | 2018 |
ゼミ名 | 立木 茂雄・JENNIFER MCGUIRE |
タイトル | 学生の講義中における逸脱行動の発生要因について |
内容 | 大学生活において学生の講義中の態度の悪さが気になった筆者自身の体験をきっかけに,講義中の逸脱行動の発生要因について研究したいと考えた.そこで,本稿ではそれぞれの先行研究で逸脱行動に強く影響しているといえる「規範意識」「社会的スキル」「学生重視の価値観」などの個人特性と,「私語」「居眠り」「うわの空」などの「逸脱行動」との関係性に注目し,仮説をたて,それらを明らかにすることを目的とした.調査には先行研究をもとに作成した「学生生活に関する意識調査」を用いて私立,国公立大学の男女を対象に調査票を配布し,SPSS を用いて相関分析・重回帰分析を行った.その結果,注目していた規範意識の高さは逸脱行動の発生に影響しているとはいえず,「高校時代の逸脱行動」「学生重視の価値観」が高い学生ほど,大学における逸脱行動が多いことが明らかになった.「逸脱行動」項目ごとの結果からは,やや異なる結果が得られた. |
講評 | 私語やいねむり、うわの空といった、大学の講義中の学生の行動を逸脱行動論の枠組みから捉えた実証調査研究です。結論として、高校時代の逸脱行動と「学生=カスタマー」といった価値感が受講態度の逸脱と関係することを明らかにしました。 |
キーワード1 | 逸脱行動 |
キーワード2 | 規範意識 |
キーワード3 | 高校時代の逸脱行動 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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