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学科 教育文化学科
年度 2018
ゼミ名 沖田 行司
タイトル 津田梅子の生涯と教育思想
内容 本論文は、津田梅子の生涯や教育思想、女子教育の重要性を明らかにしていくことを目的とする。論文の構成は大きく分けて三つに分けて論述する。第一章では梅子の生い立ち、そして最も影響を受けた留学経験について述べていく。第二章では帰国後の日本の女子の現状、様々な葛藤を抱えながらも教育の道を選ぶまでの出来事を述べていく。第三章では女子英学塾創設に向けての梅子の努力、そして女子教育がなぜ必要なのか詳しく述べていく。女子教育は、一人でも生きていけるように女性の自立心、独立心を育てることが目的ということが分かった。また、梅子は専門的な知識を身に付けるだけではなく、女性としての在り方や人間として大切な事を、教育を通して伝えたかったのだと認識した。現代社会における女子教育の役割は、家庭でも社会でも何でも出来ること、自分らしく色んなことにチャレンジして、どんどん可能性を広げていくことだと考えた。
講評 本年度は20名のゼミ生が所属していましたが、すべて20,000字の卒業論文を選択しました。それぞれがアルバイト・サークル・就職活動の合間に出てくるので、指導時間の調整が大変でした。3回生からの発表が蓄積されていなかったので、4回生になってから着手するのがほとんどでした。10月以降はほぼ毎日誰かが研究史室詰めて論文の作成に取りかかる状態が一般的となりました。早く着手した学生はいい論文を書きましたが、一度も指導を受けてこなかった学生は、論文作成の基本的な約束事を無視したために、提出直前になって大変なことになりました。しかし、無事提出できたことは本当に喜ばしいことです。もう少し早くから取り組んでいれば、もっと充実した論文が作成できたと思いました。
キーワード1 津田梅子
キーワード2 異文化体験
キーワード3 女子教育
キーワード4 自立
キーワード5 all round women
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