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学科 教育文化学科
年度 2018
ゼミ名 沖田 行司
タイトル 書道教育の成立と展望
内容 書道や書写、習字は、日本人であるならば、誰しもが一度は経験したことのあるものだろう。また、書という行為は様々な日本の文化と結びつき、発展し、今日でも重要な日本文化の一つとなっている。日本では古来より学校教育の場において書道教育が行われており、学校教育の中でも、他の科目と比べて、非常に多くの授業時間数が確保され、重要な役割を果たしていた。しかし、現代の教育では、書道は、音楽や美術等を含めた芸術科目として扱われており、その必要性について様々な議論がなされている。それでは、なぜ、昔は書道が重要視されていたのか。なぜ、現代教育では、書道は副教科として扱われるようになったのか。本論文では、書道史や書道教育史から、書道教育の変遷や歴史を調べ、書道教育の意義を考察し、明らかにしていくとともに、これからの書道教育の在り方を考えていきたい。
講評 本年度は20名のゼミ生が所属していましたが、すべて20,000字の卒業論文を選択しました。それぞれがアルバイト・サークル・就職活動の合間に出てくるので、指導時間の調整が大変でした。3回生からの発表が蓄積されていなかったので、4回生になってから着手するのがほとんどでした。10月以降はほぼ毎日誰かが研究史室詰めて論文の作成に取りかかる状態が一般的となりました。早く着手した学生はいい論文を書きましたが、一度も指導を受けてこなかった学生は、論文作成の基本的な約束事を無視したために、提出直前になって大変なことになりました。しかし、無事提出できたことは本当に喜ばしいことです。もう少し早くから取り組んでいれば、もっと充実した論文が作成できたと思いました。
キーワード1 書道
キーワード2 芸術
キーワード3 教育
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