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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2018 |
ゼミ名 | 沖田 行司 |
タイトル | 城戸幡太郎の教育思想 |
内容 | 城戸幡太郎は、戦前から戦後にかけての障がい児教育をリードし、障がい児教育の義務化という現在の特別支援学校の原型を作り上げた人物である。城戸を論じていくにあたり、第一章では松山の旅館で商人として生まれた彼がどのようにして学問に興味を持ち、心理学や教育学を志し、障がい児教育に携わるようになったのかを明らかにした。第二章ではドイツ留学から帰国した後、戦前、戦時中の時代において彼がどのように障がい児教育に携わっていったのかを、法政大学児童研究所、小金井学園での教育実践、学校経営などから明らかにした。第三章では戦後に障がい児教育のリーダーとして彼がどのような働きをし、現在の特別支援学校の基盤となる「学校教育法」における障がい児教育の義務化を成し遂げていったのかを明らかにした。 |
講評 | 本年度は20名のゼミ生が所属していましたが、すべて20,000字の卒業論文を選択しました。それぞれがアルバイト・サークル・就職活動の合間に出てくるので、指導時間の調整が大変でした。3回生からの発表が蓄積されていなかったので、4回生になってから着手するのがほとんどでした。10月以降はほぼ毎日誰かが研究史室詰めて論文の作成に取りかかる状態が一般的となりました。早く着手した学生はいい論文を書きましたが、一度も指導を受けてこなかった学生は、論文作成の基本的な約束事を無視したために、提出直前になって大変なことになりました。しかし、無事提出できたことは本当に喜ばしいことです。もう少し早くから取り組んでいれば、もっと充実した論文が作成できたと思いました。 |
キーワード1 | 城戸幡太郎 |
キーワード2 | 教育学 |
キーワード3 | 特別支援教育 |
キーワード4 | 障がい児 |
キーワード5 | 教育科学 |
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