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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2018 |
ゼミ名 | 吉田 亮 |
タイトル | 1960年代後半~1970年代エネルギー開発に対するナヴァホの姿勢-ナヴァホの姿勢が環境意識に与えた影響 |
内容 | 本稿では、1960年代後半から1970年代エネルギー開発に対するナヴァホの姿勢がアメリカ社会にどのような影響を与えたと評価されたかについて研究を行った。ナヴァホの姿勢に対する当該社会からの評価という観点に着目して、ナヴァホの姿勢とアメリカ社会の関係性を考察した。これまでの先行研究では、エネルギー開発に対して否定的に変化したナヴァホが、他の人々から協力を受けていたことが述べられた。しかしナヴァホがどのような影響を当該社会に与えていたのか、どのような人々に影響を与えていたのかについて詳細な研究が不足していた。そこで、『ニューヨークタイムズ』を用いて、先行研究では明らかにされていなかったナヴァホの姿勢がどのような影響を当該社会に与えたと評価されていたかについて考察した。第一章では当該社会の通史、先住民史、環境保護運動史について説明を行い、第二章ではナヴァホの姿勢に対するアメリカ社会からの評価を明らかにし、第三章ではナヴァホの姿勢がどのような影響を与えたと評価されたについて考察を行った。 |
講評 | 当該時期の先住民ナヴァホ部族によるアメリカの環境保護に関する世論形成への影響を論じている。先行研究ではナヴァホのエネルギー開発への姿勢とアメリカ社会の環境保護運動を関連付けることは希であったが、本論では『ニューヨークタイムズ』掲載の記事を手がかりに、両者にどのような相関関係があるか、どのようにその関係が変化していったかを考察し、その特徴とその要因を明らかにしようとした点が評価できる。 |
キーワード1 | ナヴァホ |
キーワード2 | アメリカ社会 |
キーワード3 | エネルギー開発 |
キーワード4 | 資源開発 |
キーワード5 | ニューヨークタイムズ |
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