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学科 教育文化学科
年度 2008
ゼミ名 国生 寿
タイトル 総合型地域スポーツクラブにみる地域活性化 ―京都府「長岡第七小学校区総合型地域スポーツクラブ」を事例として―
内容 わが国のスポーツを取り巻く環境は、大きな変化を見せている。その原因の1つに、生活環境の変化が挙げられる。
そこで文部省(現文部科学省)は、平成7年に「総合型地域スポーツクラブ育成モデル事業」を開始した。これは地域において、「参加できる地域スポーツクラブの育成の定着化」「スポーツの閉塞状況の改善」「地域のコミュニティの役割」を担うスポーツクラブづくりを目指すものである。
本論では、総合型地域スポーツクラブの発足の経緯、現状について考察し、京都府長岡京市の「長岡第七小学校区総合型地域スポーツクラブ」の事例をもとに、地域コミュニティとしての役割、地域活性化における鍵について検討した。
総合型地域スポーツクラブ発展の鍵は、「連携」であり、地域住民・地域他団体との連携により、「人と人との繋がりの場」として機能していることがわかった。今後、総合型地域スポーツクラブは、閉塞感のある地域現状を打破するものとして不可欠なものになると考える。
講評 国生ゼミの卒業論文は,担当者の専門領域(社会教育学・生涯学習論)を反映して,社会教育・生涯学習・学校外教育にかかわるテーマが多い。
これらは全体として,引用・注記・出典等も整っており,卒論として合格といえよう。事例研究では,地域や施設に入り込んで,詳細なインタービューや事業分析を試みたりして丁寧に教育実践を見つめている。中には,資料・出典等がインターネットのHPに偏ったり,また,ゼミの時間以外は卒論指導にあまり顔を出さない例もあり,今後指導の徹底を期したい。
これらの成果が今後の生活に生かされるものと信じたい。

キーワード1 総合型地域スポーツクラブ
キーワード2 京都府長岡京市
キーワード3 地域活性化
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