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学科 | 産業関係学科 |
年度 | 2018 |
ゼミ名 | 浦坂 純子 |
タイトル | 働き手の多様化による柔軟な働き方 |
内容 | 現在、柔軟な働き方が注目されており、多くの企業では働き方改革のもと様々な働き方を模索している。その原因の一つが人手不足である。労働力人口が減少し、人手不足が進展する中、働き手も多様化せざるを得ない。本論文では、柔軟な働き方において理想的な施策を行っている企業の人事制度と、なぜそれが上手く回っているのかを聞きとり調査で明らかにし、それらを手がかりに柔軟な働き方について考察している。 その結果、労働時間と働く場所を選択できるという制度は、高齢者や女性など多様な働き手に対応可能な、今までにない画期的な働き方であるといえる。しかし同時に、調査対象企業の風土や制度、労働者の夢が成功要因であることも分かった。ゆえに、全企業で同じような働き方を目指すのには限界があるものの、多様な働き手を活用せざるを得ない昨今、本論文で取り上げた「選択型人事制度」「100人100通り」のような労働時間と働く場所を選択できる働き方は検討に値するのではないか。 |
講評 | 個人の生活に見合った多様な働き方を容認していくという流れの中で、特に先進的な企業の事例を取り上げ、そこから学ぶべきことを指摘している。多様な働き方の容認によって労務管理費が上がるため、本論文の事例が直ちに多くの企業の参考になるわけではないが、労働時間と働く場所について選択肢があるということの有用性は活かせるだろう。 |
キーワード1 | 人手不足 |
キーワード2 | 多様な働き手 |
キーワード3 | 柔軟な働き方 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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