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学科 産業関係学科
年度 2018
ゼミ名 寺井 基博
タイトル 日本におけるテレワークの在り方
内容 近年、働き方改革という言葉が盛んに叫ばれている。テレワークは働き方改革の施策のうちの1つで、新しい働き方として注目されている。本稿ではそのテレワークの現状、議論を確認し、日本の働き方、海外の働き方の特徴を踏まえたうえで、最終章にてテレワーク導入に関して考察している。
最終章では、テレワーク導入の背景、テレワークの意義、課題を述べ、「テレワーク=在宅勤務」ではないという注意喚起をしたうえで、テレワーク導入範囲、そして日本におけるテレワークの在り方について考察している。テレワーク導入に関して、働き方、日本でいえば「職務不透明性、情意考課」などといった特徴を確認したうえで考察している点、テレワーク導入範囲をケース毎に詳細に考察し、答えを明示するというよりは、テレワークの日本における適切な立ち位置、すなわち在り方を明示するだけに留めて、それぞれのケースにテレワークをどう当てはめるのかは当事者に委ねている点などが本稿の特徴として挙げられる。
講評 本論文は、働き方の一形態としてテレワーク導入の可能性を取り扱った論考である。災害復旧地域でのインターンシップ経験からその導入可能性に期待をかけながらも、在宅型、モバイル型などのテレワークの具体的形態を整理した上で、適用され得る業務の範囲などが客観的かつ具体的に検討されている点が優れている。
キーワード1 テレワーク
キーワード2 働き方
キーワード3 テレワーク導入範囲
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