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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2008 |
ゼミ名 | 国生 寿 |
タイトル | 生涯学習における地域SNSの可能性 ―山城地域SNS「お茶っ人」を例に― |
内容 | ICT技術の発展により、現在の日本の社会は大きくそのあり方を変えた。インターネットに接続することで世界中の人とつながることが出来るという現状は、文部科学省が「ポスト2005における文部科学省のIT戦略のあり方に関する調査研究会報告書」において、新たに生涯学習の目標を設定するなど、生涯学習のあり方にも大きく影響を与えている。しかし、このようなインターネットの技術の発展により新たな人と人のつながりが生まれる一方で、平成19年度版『第50回国民生活白書』は、地域住民同士の「つながり」がこれまでに比べて希薄化しているという調査結果を出している。 このような現状の中で、この論文ではインターネットを用いた地域住民同士の「つながり」を構築する地域SNSの可能性について京都山城地域のSNS「お茶っ人」を取り上げる。地域SNSの導入によって、個人が社会と連携し、共同体が支えられるような生涯学習社会が実現する可能性を秘めている。 |
講評 | 国生ゼミの卒業論文は,担当者の専門領域(社会教育学・生涯学習論)を反映して,社会教育・生涯学習・学校外教育にかかわるテーマが多い。 これらは全体として,引用・注記・出典等も整っており,卒論として合格といえよう。事例研究では,地域や施設に入り込んで,詳細なインタービューや事業分析を試みたりして丁寧に教育実践を見つめている。中には,資料・出典等がインターネットのHPに偏ったり,また,ゼミの時間以外は卒論指導にあまり顔を出さない例もあり,今後指導の徹底を期したい。 これらの成果が今後の生活に生かされるものと信じたい。 |
キーワード1 | インターネット |
キーワード2 | 地域SNS |
キーワード3 | 「お茶っ人」(京都山城地域) |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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