詳細
学科 教育文化学科
年度 2008
ゼミ名 国生 寿
タイトル 少年非行の背景とその変容
内容 少年非行についてはイメージとして、年々その数も増え続け、低年齢化し、内容も凶悪化しているものと思われがちです。しかし、これには同じ統計を用いていながらも様々な見解があり、少年犯罪の数はいちがいに増えているとは言い切れません。なぜ少年が犯罪や非行に至るようになったのかという原因について、それは家族の変質であったり、情報化社会や多くの社会問題であったり、現代の文明の発達の結果のように思います。そのため社会問題として大きく取り上げられ、注目されるようになり、その結果、増加や凶悪化のイメージを持つようになったのだと思います。
家族構造変遷、就労、地域社会の人間関係とその変容と非行の関わりを考え、ソーシャルスキルの欠如が大きな要因になるとして、学校、社会、学校がその対策としてできることを考えました。
講評 国生ゼミの卒業論文は,担当者の専門領域(社会教育学・生涯学習論)を反映して,社会教育・生涯学習・学校外教育にかかわるテーマが多い。
これらは全体として,引用・注記・出典等も整っており,卒論として合格といえよう。事例研究では,地域や施設に入り込んで,詳細なインタービューや事業分析を試みたりして丁寧に教育実践を見つめている。中には,資料・出典等がインターネットのHPに偏ったり,また,ゼミの時間以外は卒論指導にあまり顔を出さない例もあり,今後指導の徹底を期したい。
これらの成果が今後の生活に生かされるものと信じたい。

キーワード1 少年非行
キーワード2 少年犯罪
キーワード3 人間関係の希薄化
キーワード4  
キーワード5  
戻 る
Copyright (C) Doshisha University All Rights Reserved.