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学科 | メディア学科 |
年度 | 2018 |
ゼミ名 | 佐伯 順子 |
タイトル | 韓国ドラマの中毒性?『太陽の末裔』に隠された韓ドラビジネス? |
内容 | 韓国ドラマ、韓国映画、K-POP、韓国コスメやメイク、ファッション、グルメなど今や日本人の娯楽の中には韓国文化が違和感なく溶け込んでいる。2003年の『冬のソナタ』をきっかけに「韓流ブーム」が起き、流行語大賞を受賞するなど社会現象にもなった。注目すべきは「韓流ブーム」が一過性のブームとして終わらず現在に至るまで継続している事だ。その中でもブームを起こすきっかけとなり今でも根強い人気を放つ韓国ドラマに注目した。韓国ドラマは日本ドラマより1話にかける時間も総話数も格段に多いのに、なぜ見続けてしまうのか?その仮説として、韓国ドラマには中毒性がありそれを創り出す策略があるからではないかと考えた。本論では、日本での韓国ドラマの受容背景の調査やヒットドラマ『太陽の末裔』を映像分析してその仮説を立証していく。 |
講評 | 韓国ドラマ『太陽の末裔』をケース・スタディとして、韓国ドラマの人気の原因を、日本における韓国ドラマ受容の歴史をふまえて論じた。莫大な制作費や脚本の完成度の高さといった、コンテンツ自体の魅力を、映像分析、脚本の質的分析の方法を駆使したドラマの内容分析を通じて明らかにするとともに、ドラマから派生したコンテンツ・ツーリズム、中国やアメリカなど日本以外の国々における韓国ドラマへの反応、さらに、中東のオーディエンスの関心も高めるための韓ドラビジネスの実態にも言及して考察した本論文は、韓国ドラマを多角的に研究する高い成果をあげた。 |
キーワード1 | 韓国ドラマ |
キーワード2 | 韓流 |
キーワード3 | 太陽の末裔 |
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