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学科 メディア学科
年度 2018
ゼミ名 佐伯 順子
タイトル ソーシャルメディアは企業戦略にどのように利用されているのか
内容 「ソーシャルメディアがどのように企業戦略に利用されているのか」ということについて研究した。ソーシャルメディアは企業戦略において大きな武器になるし、その特性を理解し効率的に利用し成功をおさめている企業は増えてきている。ソーシャルメディアは、単なる広告や販売促進という枠組みを超えて、企業の商品開発やカスタマーサポートといった分野まで活用領域は多岐にわたっている。そして、活用に成功している企業は、人員をかけることなくお客様目線での商品開発や販売促進に成功している。しかし、ソーシャルメディアの企業戦略における活用には、リスクもあり失敗した企業や活用に前向きではない企業も少なくない。今後、ソーシャルメディアを活用していかなければどんどんと「古い企業」となり新しい波にのみこまれるかもしれない。商品開発の分野などで積極的にソーシャルメディアを活用することが求められるのではないだろうか。
講評 ソーシャルメディアを「通話系」と「文字系」に分類し、webメディアと異なる拡散性、双方向性を有するソーシャルメディアが、単なるメディアの一類型ではなく、ビジネスの社会インフラとして機能していることを指摘しつつ、企業戦略の成功例としてスターバックスとスフトバンクをとりあげ、SNS利用に成功している企業が、顧客の要望に迅速に対応することによるサービス向上や、消費者どうしのコミュニケーションの活性化を通じて、単に利潤を考えるのではなく、消費者とともによりよい商品やサービスを提供することに尽力していることを明らかにした。不成功の例にも着目すれば論点が広がったのではないかとの執筆者の反省もあったが、最新の企業戦略とSNSの関係を論じたことは評価できる。
キーワード1 ソーシャルメディア
キーワード2 企業戦略
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