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学科 | メディア学科 |
年度 | 2018 |
ゼミ名 | 佐伯 順子 |
タイトル | ディズニーのファッショングッズの購買欲の高まりについて |
内容 | 本論文は東京ディズニーランド、シーで販売されているディズニーのファッショングッズについて書いたものである。SNSが発達したことにより、テーマパークの遊び方が変わり、それに伴ってディズニーのグッズの扱い方が変化した。以前にも発売して直ぐに完売する商品はあったのだが、明らかに近年は異常なスピードで完売種類が増えていることに注目し、ファッショングッズの購買欲について述べた。ディズニーのファッショングッズを買ってもらうためには広告、SNSの活用方法、パーク外で身につけるための工夫が必要であり、ディズニーを経営するオリエンタルランドは様々な戦略を練っている。また、ファッショングッズだけでなく、ファッションジャンルではないグッズをファッション化することで様々な層のゲストを得ることが出来る。このようなことを踏まえた上でディズニーのファッショングッズの魅力が広まる原因を求めた。 |
講評 | 東京ディズニーリゾートにおけるファッショングッズに関する消費者の意識の変化と、購買欲との関係を、SNSの利用状況と関連づけて考察した本論文は、テーマパークの人気について、メディア学の観点から分析したことに独自性がある。グーグルのアンケート機能を利用し、ツィッターで拡散、回答を収集するという論文の方法自体が、SNSを有効利用したものであり、消費者がSNSにアップしているファッショングッズを身に着けた写真等を具体的に資料として提示することで、ディズニーが公式アカウントを有しつつも、そこで直接的に商品の宣伝をして購買欲を刺激したり、テレビCMによって新キャラクターを告知したりすることなく、消費者がインスタグラムやツイッターにアップする写真や情報を利用して、間接的にファッショングッズの購買欲を高めていることを明らかにした。食文化やハロウィーンというイベントとの融合をも含めて多角的に議論した本論文は、ディズニーの営業戦略における最新かつ日本独自の展開を明らかにする成果をあげた。 |
キーワード1 | ディズニー |
キーワード2 | ファッション |
キーワード3 | グッズ |
キーワード4 | SNS |
キーワード5 | ハロウィン |
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