| 詳細 | |
|---|---|
| 学科 | メディア学科 |
| 年度 | 2018 |
| ゼミ名 | 竹内 長武 |
| タイトル | 音楽フェスの可能性 |
| 内容 | CDが売れなくなってきたという声を聞いたことがある。本論ではCDが売れなくなってきた音楽市場ではどのような変化が起こっているのか、また、拡大するライブエンターテイメント市場のなかでも音楽フェスに着目しその可能性について考察していった。第1章では日本の音楽市場について述べた。1節ではCDの売上の減少を実際の数字から見て原因を考察した。2節では携帯電話の普及によって起こった音楽市場の変化を述べ、3節では、ライブエンターテイメント市場の拡大について述べた。第2章ではライブエンターテイメントのなかでも音楽フェスを取り上げ、その可能性について考察した。第2章ではライブとは何なのかを定義し、2節で音楽フェスで音楽がどのように人びとに受け入れられているのかを述べ、3節では特にフジロックフェスティバルを取り上げ、フェスをライブ配信するといった新しいフェスの形態からこれからのフェスの持つ可能性を述べた。最後に4節でライブエンターテイメントの持つ問題を述べた。その結果、CDは日本だけでなく世界的に見ても売れなくなってきており、その代わりに音楽をリアルな体験できるライブエンターテイメント市場が拡大していた。音楽フェスは音楽のイベントとしてだけでなく様々なコンテンツと関わり合い発展していく可能性を含んでいると考えられる。 |
| 講評 | 2018年度の卒業研究論文は、どれも優れたものばかりでした。そのテーマは多岐にわたっていて、人気のアニメーションやヒーローものの研究から、スポーツ報道にいたるまで、さまざまでした。しかし、どれも論者の関心のある事象を、真摯な態度で取り組んでいて、好感がもてました。また、資料の上でも基礎的なデータを集め、参考文献にもあたっていて、基本的な論文の様式を充分に備えていました。卒論の文章の執筆量はかなりのものです。構成や文章表現で苦労したと思います。この経験を今後の知的な生活に、どうか生かすようにしてください。 |
| キーワード１ | 音楽市場 |
| キーワード２ | ライブエンターテイメント |
| キーワード３ | 音楽フェス |
| キーワード４ | 携帯電話 |
| キーワード５ | 音楽ストリーミング |
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