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学科 | メディア学科 |
年度 | 2018 |
ゼミ名 | 竹内 長武 |
タイトル | 舞台「弱虫ペダル」から見る2.5次元ミュージカルにおける「変換」のアイデア |
内容 | 漫画やアニメなど2次元の作品を舞台化した2.5次元ミュージカルが年々注目を集め市場規模も大きくなっている。本論ではその中でも独特な演出方法が話題を呼んでいる、ロードレースを題材にした漫画が原作の舞台「弱虫ペダル」の魅力について探っていく。第一章では2.5次元ミュージカルの定義づけをし、ブームの火付け役とされるミュージカル「テニスの王子様」が演劇業界に与えた影響やプロデューサーが舞台化に向けて重視した点について述べる。第二章では舞台「弱虫ペダル」の基本的な情報を提示し、演出家の西田シャトナーがそれまでに築いてきた演出方法や、それを応用して舞台「弱虫ペダル」ではロードレースの臨場感を生み出すためにどのような演出が用いられているのか述べる。第三章では、「弱虫ペダル」はテレビドラマ化もされていることから、舞台版とドラマ版の違いやメディアミックスの中における原作と2.5次元ミュージカルの関係性の変化について述べ、2.5次元ミュージカルの今後について考察する。 |
講評 | 2018年度の卒業研究論文は、どれも優れたものばかりでした。そのテーマは多岐にわたっていて、人気のアニメーションやヒーローものの研究から、スポーツ報道にいたるまで、さまざまでした。しかし、どれも論者の関心のある事象を、真摯な態度で取り組んでいて、好感がもてました。また、資料の上でも基礎的なデータを集め、参考文献にもあたっていて、基本的な論文の様式を充分に備えていました。卒論の文章の執筆量はかなりのものです。構成や文章表現で苦労したと思います。この経験を今後の知的な生活に、どうか生かすようにしてください。 |
キーワード1 | 2.5次元ミュージカル |
キーワード2 | 弱虫ペダル |
キーワード3 | 舞台演出 |
キーワード4 | |
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