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学科 | メディア学科 |
年度 | 2018 |
ゼミ名 | 竹内 長武 |
タイトル | 高校野球の在り方 ~マス・メディアを通して~ |
内容 | 高校野球を通じて感じてきた疑問を書き出し、実際に起きた出来事を具体例として挙げていく。また、関連する文献から得た知識も併用し、高校野球やメディア、ファンなどの在り方を探求していく。現代の高校野球は日本の一大イベントとなったが、同時にマス・メディアは巨大化した。高校野球が人気になるにつれて生まれてくる問題と向かい合い、高校野球とマス・メディアがどういう関係であるべきかを探ることが本論文の目的である。第1章では野球の発祥地であるアメリカと日本の野球観に焦点を当て、両国の文化や特徴の違いについて述べていく。第2章では高校野球を取り巻くファンやマス・メディアの在り方、また高校球児やそれに関わる女性たちの役割について考察する。そして、第3章ではテレビが映し出す“ヒーロー像”から私たちに伝えたいことを明らかにしていく。結果として、もはや我々がマス・メディアの巨大化を止めることはできないが一人ひとりが意識して情報を咀嚼できれば、より高校野球を楽しめるという結論に至った。また、メディアに対して少しでも疑問や責任を持っていればさらなる高校野球の発展に期待できるだろう。 |
講評 | 2018年度の卒業研究論文は、どれも優れたものばかりでした。そのテーマは多岐にわたっていて、人気のアニメーションやヒーローものの研究から、スポーツ報道にいたるまで、さまざまでした。しかし、どれも論者の関心のある事象を、真摯な態度で取り組んでいて、好感がもてました。また、資料の上でも基礎的なデータを集め、参考文献にもあたっていて、基本的な論文の様式を充分に備えていました。卒論の文章の執筆量はかなりのものです。構成や文章表現で苦労したと思います。この経験を今後の知的な生活に、どうか生かすようにしてください。 |
キーワード1 | マス・メディア |
キーワード2 | ファン |
キーワード3 | 高校野球 |
キーワード4 | テレビ |
キーワード5 | |
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