詳細
学科 メディア学科
年度 2018
ゼミ名 伊藤 高史
タイトル ツイッターアカウント『暇な女子大生』はどのようにして生まれたか
内容 ツイッターアカウント「暇な女子大生(@bored_jd)」は2018年3月31日のツイートをもって、約一年にわたる歴史に幕を閉じた。芸能人でもなければ、企業の公式アカウントでもないこのアカウントだが、フォロワー数の多さだけでなく、各種メディア取り上げられ、2017年にはテレビ朝日による実写ドラマ化までされたことから、ただの女子大生の「裏垢」ではない影響力の大きさが分かる。内容は本人曰く「ちんぽの食べログ」。慶応義塾大学に通う自身が、出会い系サイト で出会った高学歴・エリート男性との性行為について独特の表現で綴る。彼女の表現は、決して誰もが受け入れられるものではないと思われる。しかしながら、彼女が約40万人ものフォロワーを獲得した背景には何があったのだろうか。彼女を他のメディアはどう取り上げたかや、アンケート調査、フォロワーへのインタビューから私達自身の性意識や、性表現の受け取りかたの多様性が明らかになった。
講評 興味深いトピックを卒論の対象としましたが,トピックの興味深さだけで終わってしまった感があります。「暇な女子大生」という表現の革新性が問題なのか,情報の受け手の性意識が問題なのか,問題設定が最後までブレていたようです。現代若者の性意識を解明したいという目的が早くから固まっていたら,そうしたトピックについての先行研究を行うこともできたと思います。
キーワード1 Twitter
キーワード2 SNS
キーワード3 性表現
キーワード4
キーワード5 言論の自由
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