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学科 | メディア学科 |
年度 | 2018 |
ゼミ名 | 伊藤 高史 |
タイトル | 巡礼者はアニメ聖地に何を求めているのか―『けいおん!』の聖地豊郷をたずねて― |
内容 | アニメや漫画の舞台をめぐることを「聖地巡礼」と呼ぶことが世間に定着してきた。 数え切れないほどのアニメが日本で生み出されているが、「聖地」が生まれるアニメと生まれないアニメがある。この差は何なのか。本研究では、現在住んでいる京都市から近い滋賀県に聖地をもつアニメ「けいおん!」をテーマに、一地域が「聖地」となる過程を調べる。そして聖地巡礼をする人たちが「聖地」に何を求め、「舞台」や「ロケ地」と違い、なぜそこを「聖地」というのか考えてみた。精緻化するアニメの共通点を調べ、実際に聖地を訪れ、巡礼者の話を聞いた。そこで感じたことは、巡礼者の作品に対する圧倒的な「愛」だった。受動的に部隊の情報がわかるドラマなどのロケ地と違い、明確な舞台があまり述べられていなにアニメ聖地は作品への愛がないとその舞台を探し、訪れようとは思わない。巡礼者はその圧倒的な愛で聖地に訪れ、作品との一体化を求めていた。 |
講評 | 問題意識が最後まで絞り切れなかったきらいがありますが,「聖地巡礼」の現場に行き,取材をしてデータを集めることができたのはよかったです。「作品への愛」が「聖地巡礼」を行う人を理解するためのキーワードであるとの発見ができたのは喜ばしいことです。。 |
キーワード1 | アニメ |
キーワード2 | 聖地巡礼 |
キーワード3 | インタビュー |
キーワード4 | 愛 |
キーワード5 | アニメ聖地 |
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