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学科 | メディア学科 |
年度 | 2018 |
ゼミ名 | 伊藤 高史 |
タイトル | なぜレコードブームが起きたのか―音楽を聴くだけではないレコード― |
内容 | 筆者の周りには音楽があふれている。音楽を聴く媒体は、スマートフォンや電子機器の登場により多様な変革の時期を迎えている。そんな中、ソニーミュージックグループは29年ぶりにレコードの一貫再生を開始することを発表した。なぜ今、時代遅れなアナログレコードが再び注目を浴びているのだろうか。本論文では、レコードには音楽を聴くこと以外の付加価値にあることについて論じている。分析の結果、レコードには主に「音の温かさ」「『モノ』としてもっておきたい所有欲を満たす存在感」さらに、「サブカルチャー的楽しみ」がレコードにあると結論づけた。いつでもどこでも手軽に音楽を聴けるこの時代だからこそ、一つ一つに手間がかかるレコードに愛着がわくのである。便利な世の中になったからこそ、アナログなレコードは音楽を聴く空間や日常を特別なものへと変えることができる一つのアイテムとして、今再び注目を浴びているのである。 |
講評 | 難しいテーマを選択したようですが,自分なりに調査をしてよく完成させてくれました。複数の人に行ったインタビュー調査の結果をひとつの「作品」として編集し,分析中で生かしていくのが難しかったのではないでしょうか。もう少し時間的に余裕をもって調査に臨んでいれば,さらによく整理されたよいものになったと思います。 |
キーワード1 | レコード |
キーワード2 | サブカルチャー |
キーワード3 | SNS |
キーワード4 | 所有欲 |
キーワード5 | アナログ |
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