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学科 メディア学科
年度 2018
ゼミ名 伊藤 高史
タイトル マツコ・デラックスから見る社会的動向
内容 フジテレビの番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」で登場したキャラクターの保毛尾田保毛男に世間の批判が殺到し、フジテレビ社長が謝罪する事態にまで発展した事件から、世の中でのLGBTに対する認識が変わってきたと感じる。この変化の要因の1つとして、マツコ・デラックスの登場であると考察した。本論文では、LGBT当事者へLINEでの調査と対面インタビューによりマツコ・デラックスの、①印象②その他個人的見解③LGBTの認識は変わったと感じるか、の3つを尋ねて分析した。その分析結果から、マツコ・デラックスは「聡明」「痛快な話術者」「正直」「人格者」などポジティブな印象を受けるが、LGBTとは関係のない部分で人気になったのだから、LGBTの認識変化には関与していないと結論付けた。また、今後LGBTであることが人気のポイントとなる国民的タレントは現れるのか、非常に気になるところである。
講評 LGBTは最近,話題になることが多く,卒業論文としてとりあげるにはよいテーマだったと思います。しかしそれだけに,通り一遍の記述に終始する恐れもあるテーマですが,この卒業論文では著者が探し出したLGBTを自認する人々の証言が集められることで,十分に著者の独自性を発揮してくれました。
キーワード1 LGBT
キーワード2 マツコ・デラックス
キーワード3 テレビ
キーワード4 インタビュー
キーワード5 社会
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