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学科 メディア学科
年度 2018
ゼミ名 阿部 康人
タイトル 人口減少と少子化問題を解決するための地方創生
内容 本論文では深刻化している「人口減少」と「少子化」の原因の考察に始まり、その原因の中心である、「晩婚化」、「晩婚化」を改善するために東京都の人口を地方に移住させることが重要であると結論づけた。そのために必要な「地方自治」とはどういったものであるのかを明らかにすることを目的として、この論文を制作している。具体的には「雇用」や「文化」、「教育」、「医療」、「移民」、「ロボット産業」などの視点から、地方への移住を考えている人を中心に魅力的な地方自治を行うためのアイディアと、自分たちの自治体を知ってもらうための「メディア」利用について検討した。地方の在り方は、その地方ごとに異なる特性の中で、取捨選択を行いながら、何を強みにして町づくりを行うかによって変わってくるために、「正解はない」と結論づけた論文ではあるが、必要条項を含む様々な可能性について言及している。
講評 国内での人口減少がすすむなかで、東京などの都市部に進学した人たちを地方に引き戻すためにメディアができることの可能性と限界について検討した論考です。U・J・Iターンを地方出身の若者に躊躇させる要因とされる「雇用」「文化」「教育」「医療」といった四つの観点からさまざまな地方自治体の政策事例を検証して(第一章)メディアの可能性と限界について論じた(第二章)点は評価します。一方、議論を展開する際にデータないし理論的な裏付けがあればさらによい論文になったと思います。日本の人口減少と地域格差という自身の強い関心とメディア学で学んだことをうまく融合させてまとめられた本作品を評価します。
キーワード1 人口減少
キーワード2 町づくり
キーワード3 メディア
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