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学科 メディア学科
年度 2018
ゼミ名 阿部 康人
タイトル 韓国ドラマにおけるストーリーの特徴や魅力・日本で人気の要因とは?
内容 本研究では、韓国ドラマでありがちなストーリー(出生の秘密、復讐、シンデレラストーリー)などを『お涙頂戴的なストーリー』と定義して、どうしてそのようなストーリーが日本で人気を得ているのか研究した。6つのドラマを分析した結果、ドラマでしかなかなか起こり得ないような展開にどんどん引き込まれて、最終回まで目が離せなくなる人が多いことが分かった。ただその反対意見として、ありがちなストーリーに他のドラマと同じ展開だと視聴者に感じさせてしまうことや、予想通りの展開にベタさを感じてしまうという批判的な意見もあることが分かった。
講評 韓国ドラマの中でも、日本のドラマではあまり取り上げられない復讐や不倫などの要素を含む韓国ドラマを分析した論考です。論者はジョン・フィスクの作品などを参考にしつつ、それらのドロドロした要素を含むドラマ(論文内では「お涙頂戴的なストーリー」と定義)のストーリーの傾向やストーリー展開、登場人物の傾向などを分析しました。多くの事例を研究対象として一つ一つ根気よく検証した点は評価します。一方、お涙頂戴ストーリーとそうでないドラマの比較研究の成果(第二章)をもっと活かすことができていれば、さらによい論文になったのではないかと思います。自身の強い興味関心から生まれた研究テーマを粘り強く論文としてまとめた本作品を評価します。
キーワード1 お涙頂戴的なストーリー
キーワード2 韓国ドラマ
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