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学科 社会福祉学科
年度 2018
ゼミ名 上野谷 加代子
タイトル 出生前診断の現状と陽性反応が出た際、家族に行う支援について
内容 近年、女性の社会進出や子育ての
環境の変化など様々な要因が重なり、初産の平均年齢は30。6歳になった。初産の平均年齢が上がったことに加え、新型出生前診断が始まったことで、出生前診断を受ける妊婦が増えた。出生前診断を受けた96。5%の妊婦は中絶を選んでいるのが現状である。出生前診断で異常が見られた際に、中絶という選択ではなく赤ちゃんを万全な状態で迎えるためにはどのような支援が行われているのか疑問に思った。そこで本論文では、出生前診断とその支援の現状と課題を明らかにし、今後の支援の展望について考察した。現状として、市町村単位の支援を中心に、妊婦や家族に対しての、精神的、金銭的、また医療的なサポートが多く行われている。さらにサポートを充実させるとともに、国民の基本概念を変えることで、出生前診断を「生まれてくる子供の個性を見つけ、子育てに対する心の準備をするための手段」として活用することが出来るようになるのではないか、という結論に至った。
講評 上野谷ゼミナールの卒業論文提出者は、13名である。
「社会福祉研究法」(有斐閣)をむつかしいと嘆きながら学んだだけあって、もちろん個人によって異なるというものの、全員の問題意識は明確で文献もかなり読んだ学生もおり、論文の質は高いと評価しておこう。
 全員が、文献研究だけでなく、実習や就職活動を通して学んだ諸活動の経験も生かしている。また、調査や実験を実施したものもいる。中間発表会や最終の3回生への発表会を通して、まとめ上げていった経験を忘れないでほしい。以下、個々人の論文を紹介し講評する。
本論文は、女性の社会進出や子育ての環境の変化など様々な要因が重なり、初産の平均年齢が上がったことに加え、新型出生前診断が始まったことで、出生前診断を受ける妊婦が増え、様々な課題が出ていることを明らかにしているものである。出生前診断を受けた96。5%の妊婦は中絶を選んでいるという現状のなかで、出生前診断で異常が見られた際に、中絶という選択ではなく赤ちゃんを万全な状態で迎えるためにはどのような支援が行われているのかという疑問から、本論文では、出生前診断とその支援の現状と課題を明らかにし、今後の支援の展望について考察している。妊婦や家族に対しての、精神的、金銭的、また医療的なサポートが市町村単位の支援として多く行われている。さらにサポートを充実させるとともに、国民の考え方を変えることで、出生前診断を「生まれてくる子供の個性を見つけ、子育てに対する心の準備をするための手段」として活用することが出来るようになるのではないか、という結論に至っている。わがこととして真剣に考察している良い論文である。

キーワード1 出生前診断
キーワード2 児童福祉
キーワード3 障害児
キーワード4 家族支援
キーワード5  
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