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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2018 |
ゼミ名 | 埋橋 孝文 |
タイトル | 日本における子どもの貧困とその解決に向けて |
内容 | 近年、日本における子どもの貧困率は上昇傾向にあり、OECD加盟国の中でも高い水準にある。子どもの貧困は、経済的格差だけでなく、教育格差や健康格差をも生み出し、心の発達にも影響を及ぼすと考えられる。すべての子どもが生まれた環境に関係なく健康で文化的な生活が保障され、自分の歩みたい将来に踏み出せる環境を整える必要がある。子どもの貧困解決に取り組むことは、将来の貧困の連鎖を断ち切ることにつながる。そのためには子どもへの支援だけでなく、働く親への支援や、経済的支援、生活、医療などの支援を学校や地域、行政など様々な機関が連携して行う必要があると考えた。本論文では、子どもの貧困の捉え方を貧困率やはく奪指標、主観的な観点など様々な角度から考えたうえで、日本での現在の取り組み内容を明らかにし、考察を行う。また、イギリスの取り組みを見て、日本との比較を行い、筆者なりの子どもの貧困解決に向けての展望を検討していく。 |
講評 | 子どもの貧困を貧困率や剥奪指標から検討し、併せて、イギリスでの取り組みを参照事例として日本の今後のあり方を展望した論文である(2万4447字)。子どもの精神的な主観的指標の重視や自身も訪問し時間を過ごした子ども食堂や学童保育の叙述が興味深い |
キーワード1 | 相対的貧困 |
キーワード2 | 意欲・心の発達 |
キーワード3 | 子ども食堂 |
キーワード4 | 地域支援 |
キーワード5 | |
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