詳細 | |
---|---|
学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2018 |
ゼミ名 | 埋橋 孝文 |
タイトル | 日本の奨学金制度の抱えるもんだいについて |
内容 | 現在日本では、何らかの奨学金を借りている学生は、大学で48。9%、短大で52。2%、修士課程で51。8%、博士課程で56。9%、専門職学位課程で44。4%存在する。(日本学生支援機構 平成28年度学生生活調査結果より)また、日本学生支援機構の調べによると、平成28年度で日本学生支援機構の貸与型奨学金借りている学生は、大学・短大(通信を除く)の38、1%、大学院の32、0%、高等専門学校の8、0%、専修学校専門課程の40、8%にのぼる。そんな中で、近年奨学金の返済の滞納や滞納による自己破産といった問題が報告されている。奨学金は、経済的理由により修学に困難がある優れた学生等に対し、教育の機会均等及び人材育成の観点から経済的支援を行う、重要な教育政策である。しかし、海外と比較しても日本の奨学金制度は、上手く機能しているとはいえない。日本の奨学金制度を根本的に変える必要があり、給付型奨学金の充実に加え、所得連動型の返済奨学金の整備が有効であると考えられる。 |
講評 | 近年奨学金を借りている大学生が増加しており、また、その返済をめぐるトラブルが増えている現状から、問題の解決策を模索している。「教育の受益者=本人」という考えから脱却し「福祉国家への転換」を打ち出している点がユニークである |
キーワード1 | 奨学金 |
キーワード2 | 自己破産 |
キーワード3 | 所得連動型奨学金 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
戻 る |