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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2018 |
ゼミ名 | 埋橋 孝文 |
タイトル | 就労自立支援の課題と可能性 |
内容 | 2015年4月から生活困窮者自立支援制度が施行され、就労準備支援事業が支援メニューの一つに組み込まれ、生活に困窮している人々が自立するための一つの方法として就労が推進された。近年就労していない、あるいは就労できない人に対する支援や事業は増えている。一方で労働市場は正規職と非正規職との間に賃金や社会保障に大きな格差が残ったままであり、雇用者に占める非正規職の割合は増加の一途をたどっている。就労支援サービスを利用して就職した人々が、格差のある労働市場で働くことになった場合、果たして本当に本人にとって望むような働き方、暮らしができるのかどうかについて疑問をもち、また、現代の働き方について問題意識を持つようになった。本論文では、就労自立支援の現状と課題を深く掘り下げ、今後の就労自立支援はどうあるべきかを考えるとともに、支援の出口である働き方についても考える。 |
講評 | 「就労支援サービスを利用して就職した人が、格差のある労働市場で働くことになった場合」を検討するという問題意識が鋭い。数多くの関連文献の渉猟も十分行われている。半福祉・半就労の拡大の提案や労働市場への働きかけの提案なども地に着いた性格のものになっている。 |
キーワード1 | 就労自立支援 |
キーワード2 | 生活困窮者自立支援制度」 |
キーワード3 | 生活保護 |
キーワード4 | 半福祉・半就労 |
キーワード5 | |
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