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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2018 |
ゼミ名 | 埋橋 孝文 |
タイトル | 女性の見えにくい貧困―労働環境と家族形態の多様化の視点からー |
内容 | 本論文は、女性の見えにくい貧困の深刻さを鑑み、その支援のあり方を検討したものである。筆者は、ホームレスへの夜回り活動に参加した経験から、女性の貧困は、見えにくいものであると感じ、大きな問題意識をもった。そこで、女性が貧困になる要因から、貧困が見えにくくなる理由を探った。その結果、女性は家庭に入り、家を守るという固定観念が根強く残るなかでは、自立することはおろか、女性の貧困が家庭や社会のなかに潜在化することが分かった。そして、自立を望む女性に対して様々な支援があるものの、その役割を全て果たせているわけではなく、是正が必要な側面をもつことも分かった。以上のことより、女性の貧困要因と貧困が見えにくくなる理由は、女性への固定観念のもとつくられたものであることが分かった。女性が生きやすい社会にするためには、そのような固定観念をなくすことが、今後の社会に求められるであろう。 |
講評 | ホームレスへの夜回り活動から得た「女性の貧困は見えにくい」という印象から、なぜ貧困が見えにくくなるかを探っている。その理由を「女性の貧困が家庭や社会のなかに潜在化する」ことに見出し、社会に求められる支援とは何かを検討していることが評価できる |
キーワード1 | 見えない貧困 |
キーワード2 | 女性ホームレス |
キーワード3 | 非正規労働 |
キーワード4 | 自立支援 |
キーワード5 | |
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