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学科 社会福祉学科
年度 2018
ゼミ名 木原 活信
タイトル 日本の学校教育におけるマインドフルネスの導入 ??有効性と可能性の考察??
内容  近年、「自己肯定感の低さ」や「ストレス」、「抑うつ傾向」などの児童のこころの問題が議論されている。しかし、学校現場において、こころの問題の解消につながる心理教育やこころのケアは十分ではない。このような、こころの問題の解消に対処するアプローチとして「マインドフルネス」が注目を浴びている。近年、我が国においても、マインドフルネスという言葉を耳にする機会が増え、医療、臨床心理、ビジネスなど様々な分野から、その応用が開始されている。本論文では、学校教育におけるマインドフルネスの導入の有効性と実行可能性を考察した。結果として、マインドフルネスが自己肯定感の向上と抑うつ状態の低減、ADHD症状に効果的であり、学校教育導入の有効性があることが示された。実行性については、安全性には課題があるが、少人数制にするなどの工夫によって実行可能であることが明らかになった。
講評 「自己肯定感の低さ」などの解消に向けた現在の学校現場の取り組みには満足せず、それに対処するアプローチを探究した。そこで、「マインドフルネス」の有効性をとりあげ、それが自己肯定感の向上、ADHD症状等に効果的であり、学校教育導入の有効性があると結論づけている。当初は、テーマ設定に悩み、かなり出遅れたがが、マインドフルネスという視座と方法に出合ってからは、深く突っ込んで議論できた。その集中力、一貫性は高く評価できる。今後、この成果を活かして、社会人になってもしっかり励んでもらいたい。
キーワード1 マインドフルネス
キーワード2 学校教育
キーワード3 ADHD
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